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同朋☆僧ヤング~お坊さんのお寺日記とエトセトラ~(仮)

真宗大谷派のお寺をあずかるお坊さん達のブログ

ありのままの ~報恩講御取越~

最近すごい寒い…。

ということで、
今年も5月8日、9日と親鸞聖人の御法要『報恩講御取越』
つとめることができました。


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両日とも天候には恵まれませんでしたが、のべ50名強の方から
ご参詣いただきました。ありがとうございました。




本堂の様子はこんな感じ。


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普段の様子との比較画像がないとわかりにくいですねw


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この荘厳(= おかざり)で正式なのかと言われれば、そうでもない
のかも知れませんが、このようにして法要をお迎えします。


法話の講師は、長岡市・雲外寺(本願寺派)の真敷祐孝さん。

お話の中で、ふれておられた言葉で気になったものをいくつか。


生は偶然、死は必然 / 金子大榮

死は生の対極としてではなく、その一部として存在している。
/ 村上春樹『ノルウェイの森』


もし今日が人生最後の日だとしたら、今やろうとしていることは
本当に自分のやりたいことだろうか? / スティーブ・ジョブズ



(真敷さんがお話の中で語っておられましたが、)
以前、巷で「ありのまま」という
フレーズをよく見聞きしましたが、一体「ありのまま」って何だろう?と。
私たちは自分の眼ですべて見ていると思っていても、
それは「自分の見たいものを、見たいように見ているに過ぎない」と。
「色眼鏡」を通してでしか、見ることは出来ないのではないか?
そんな風に考えると、「ありのまま」というのは、「自分に生まれてよかった」と心から言えるということなのではないでしょうか。
「いいこと」も「わるいこと」も全部含めて。


生死の苦海ほとりなし 

ひさしくしづめるわれらをば

弥陀弘誓のふねのみぞ 

のせてかならずわたしける / 高僧和讃



…そんなことを改めて考えさせられる今年の『御取越』のご縁でした。


それと、因みに8日には境内に出店が出ます。


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自分も子どものころ、楽しみでした。
最近は出店の数も減りましたし、近所の子どもも少なくなり、、


最後に、おまけ。


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『御取越』のお斎(とき)です。

お斎(とき)とは、

法要などの仏事の時に出される食事のことです。元来、「お斎」とは、教えを聞き、それぞれ持ち寄った野菜で料理をつくり、一緒に食事をすることを通して人と人のつながりを深め、信仰の確かめをする場とされてきました。

食材を持ち寄ってくれた方、それを調理してくれた方に感謝しつつ
いただきました。
卵等があるので厳密にいえば精進ではないですが、そこはまあ…


長文になってしまいましたが、
最後まで読んでいただきありがとうございました。


草間朋哉

[ 2018/05/10 16:10 ] お寺の行事 | TB(-) | CM(0)
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